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アオイホノオ 2巻 著・島本和彦

後にバーニングプロダクションを立ち上げる漫画家・炎尾燃の若き日の姿か?
はたまた島本和彦先生の自伝的作品か?
漫画家(を目指す青年)マンガ第2巻ッ!



恐らくはサンデー50周年企画の一環として始まったであろうこのマンガ。
しかし作者の実体験を元にしているためか、幾度と無く出てくる当時のマンガやアニメの情報もストーリーの中に自然に挿入されており、ウンチク漫画とならずに純粋なストーリマンガとして楽しめるようになっている。
と、言ったそばからウンチク漫画的な点から見ると、当時のマンガのナガレとかを描くなら小学館以外の部分にも触れて欲しい所ではあるが(当時を実体験していない自分としては特に)、逆に小学館だけの縛りがあるからこれだけ高密度な情報を挿入できているのだろう。


さてマンガの中身はと言うと、漫画家を目指しながらも、「今のマンガ界は甘い!」と色々舐めきっていた主人公・焔燃がプロ・アマ問わず様々な才能を目の当たりし、焦りつつも、それでもあまり行動に移せずウダウダとする様を描く。
と書くと、自意識過剰型の青春マンガ(サブカル系っぽい感じ?)になりそうなものだが、そこは島本先生、その言い様のない青春の空回り具合を「熱血」という誇張で包むことによって、あっけんからんとした熱血ギャグ(要するにいつもの島本作品)としてしまっている。


マンガへの情熱は一丁前でも中々マンガを描かず、憧れの先輩には彼氏がいるのに諦めきれず、かといって自分に気がありそうな女の子と距離を置くこともせず、という等身大の人間ってこうだよなといった主人公に好感を抱いてしまう。

特に共感してしまったのが、マンガやアニメに関して色々と深く考えて見ていても、パンピーの人間に言ったら引かれるんじゃないかと、当たり障りのない解説をしてしまうところかな…
あと、この作品の良さをわかっているのは俺だけだ!という痛い自負心とか。



青春のリアルな焦りを内包しつつも暗くならずにいる作品。
長年漫画家マンガを描いてきた作者の自力を感じさせる傑作だ。



しかし1話目から漫画家を目指している主人公(しかも大学生)が、初めて原稿を描くのが2巻も終わりのころって漫画家マンガでも異色だよなあ。
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ネタなんだかマジなんだか解らない、馬鹿格好良いマンガやらメタルやらを好みます。

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