スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「幻仔譚じゃのめ」 2巻 著・梅田阿比

週刊少年チャンピオン連載中の妖艶もののけバトル漫画の第2巻。



1巻が、これで完結でも全く文句のないほどまとまっていたため逆に不安になったものの、要らぬ心配だったようで無事2巻発売。


1巻の収録エピソードは家族の交流やクラスでのごたごたを中心としたミニマムな世界と、全体に漂う暗い雰囲気のせいか、少年マンガというよりも少女マンガのナガレを組んだホラーマンガ的な印象を受けたのだが、この2巻でぐっと少年マンガらしくなったと感じた。

その1番の要因が、神緒の物の怪のなんでも屋「万屋春兎」の登場だろう。
この阿比先生の自画像を元にした可愛らしいウサギのキャラクターの登場によって全体の雰囲気が明るくなり、読みやすくなったと思う。

それからこれはまだ単行本未収録分のエピソードを含めての話だが、バトルがストーリーを進行させるための演出でしかない初期から、徐々にバトルをするためのストーリー・設定を徐々にではあるが導入していることがこのマンガをより「少年マンガ」らしくしているところだろう。


もっともこの2巻ではまだそこまではいっておらず、それぞれのキャラクター(妖怪含む)の想いの交錯や心の交流を前面に押し出して描いている。
力でねじ伏せれば、戦いに勝利すればハッピーエンドが待っている、としないところが女性作家ならではの感性かと読んでいて思った。

またクラスメイトの黒木ちゃんや他所からやってきた僧侶「圭善」など少しずつキャラクターが増えてきたことで、作品に漂っていた閉塞感が薄まってきて、素直に明るい話もそういうものとして読めるようになってきた。
邑君シスコン疑惑とか(疑惑じゃないかw)。


あとこれを雑誌で読んでいた時はなんてエロスい雰囲気なんだと驚愕していたが、現在連載している分のえろさが天井知らずのせいで、全然普通に感じてしまうッ!



1巻同様、雑誌では印刷の問題でよく解らなかった物の怪の形が単行本では非常に見やすくなっている。

しかし、雑誌連載時の見難い印刷も逆に知覚不可な物の怪の不気味さを上手く表していると思えてきたので、結局両方のバージョンを読む事をお勧めしておく。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

デス川

Author:デス川
ネタなんだかマジなんだか解らない、馬鹿格好良いマンガやらメタルやらを好みます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
アクセス解析
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。