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「おいでませり」 1巻 著・大石まさる

アルファベット表記は「OidemaSeri」だそうで、まあどうでも良いですが。

つうことで大石まさる先生の新作。
我々の住む世界とは少し(?)違った世界に暮らす、せりさんのがんばらない日々。


前作の「水惑星年代記」シリーズがSF・田舎暮らし・ラブコメ、と作者が描きたいことをほぼ全て描くことが出来て、しかも短編連作形式なので、飽きっぽい作者でも長く続けることができるだろうと思っていたが、途中からDIY成分が不足していたのか連載のページを少し割いて「月刊サチサチ」を始め、結局「水惑星~」は完結し、この「おいでませり」の連載が始まったのである。


さて前作「水惑星~」は鶴田謙二フォローワー的な作品というか、大石先生の作品群の中ではシリアス/リアル的な方向の作品でしたが、もともと大石先生は「りんちゃん」シリーズなど児童マンガというか学習マンガ的な作品も手がけていたわけです。
で「おいでませり」では若干後者の方向に絵柄・雰囲気共に振り戻しがきているな、と思ったのが第一印象。

世界観にしても、世界樹やブラウニー族という小人などメルヘンチックな設定もあり、完全にSF的世界観だった前作とは異なっています。
しかし、それらにもSFっぽいバックグラウンドを設けることで、完全にはメルヘンとはなっていないバランス感覚みたいなところが個人的には好きです。
絵柄(というか線の太さ)やSF・メルヘンの比率といい、年上のおねーさんといい、大石まさるのこれまでの総まとめみたいな作品なんじゃないでしょうか。


あとはまあ、ちょっとした郊外での駄目人間の楽しい生活というか、そういう意味では「月刊サチサチ」の正当な発展系とも言えるかな。


しかし大石先生はがんばらないというか、3ヶ月生活できる給料が入ったから3ヶ月好きに生きよう、みたいなキャラクターが本当に好きだな、と再確認。
とりあえず面白そうと思った事をやってみる・飽きたらさっさと次にいく、みたいな所も含めて大石先生自身がだいぶ反映されていると思うのだけど。


商品としての不満点は「水惑星~」シリーズでは行われていた巻中のカラーの収録が無くなったこと。
といっても1話目冒頭はカラーで収録されているので贅沢かな。

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ネタなんだかマジなんだか解らない、馬鹿格好良いマンガやらメタルやらを好みます。

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