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「友達100人できるかな」 1巻 著・とよ田みのる

個人的ランキングによるラブコメの最高傑作「ラブロマ」の作者・とよ田みのる先生の新作マンガの第1巻。


これまで「ラブロマ」、「FLIP-FLAP」と恋愛要素を中心に据えて作品を発表してきた筆者が描く今作のテーマは「友情」。
そして藤子F不二夫先生的なS・F(少し不思議)的な雰囲気にあふれた意欲作。
実際作者HPに掲載されているデビュー前の作品はどれもSFだったりファンタジーだったりと、デビュー後の日常ラブコメとは大きく趣を異にする作品が多く、そういう意味では今回の作品は原点に戻ったといえるのではないだろうか。


ある日、妻の出産を間近に控えた小学校教師の主人公・直行の所に宇宙人が現れ、この星を侵略させないためには愛の存在を証明しなくてはならず、そのために直行は友達を100人作らなければならなくなる。
また宇宙人側からのハンディとして、友達を最も作りやすい年代である小学生時代に飛ばされた直行。
彼は友達を100人作り人類を守る事が出来るのか?
というのが大体のあらすじ。

しかしあいも変わらずのとよ田ワールド。
出てくるキャラ、出てくるキャラ好感が持てる好人物ばかりで、侵略に来た宇宙人ですら全く悪く描かれていないのが凄い。


また今作はとよ田先生が小学生だった80年代的な雰囲気を活かそうという思いもあるらしく、「オトナ帝国」や「20世紀少年」などよりも比較的若い世代のノスタルジーを誘うマンガという感じもこれから強くなっていきそう。


以前「フランケンふらん」の感想の際にブラックな藤子F先生が好きな方は是非!と書きましたが、このマンガは全ての(一般的なイメージの)藤子F先生好きなら一読をお勧めします。
本当にああいう少しふしぎな感じがありますよ!
小さなお子様から全てのかつて子供だった全ての大人に是非読んで欲しいマンガです。




ここからは若干単行本未収録分を含めての感想になるが、愛の証明に友情を選んだのが良いと思う。
これが恋愛などに基づく愛情をもって愛の証明とするような作品などは良くありそうなもの。
また家族愛についても同様にいえるが、これらの愛情の根底は自己とそれに類似する遺伝子を守り増やす本能があると考えられるのではないだろうか。
対して友情はそれらに比べるともっと損得勘定によらない結びつきであり、即ち愛の存在証明にうってつけだといえるのではないだろうか。

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